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【プロ野球】巨人、坂本の失策響いて3連敗 原監督も岡崎コーチもおかんむり2011年6月9日 紙面から ◆ソフトバンク7−3巨人巨人がどうにもかみ合わない。小笠原が故障から復帰、打線は5月18日の楽天戦(Kスタ宮城)以来15試合ぶりの2桁となる12安打を放ち、“1桁安打地獄”から抜け出したのに、試合は逆転負け。暗転したのは坂本の“お手玉”からだった。 カブレラの適時打で1点差に迫られた直後の4回2死一塁。多村は遊ゴロ、誰もがチェンジと思ったところで坂本がはじいた。そして松田に逆転3ランを被弾した。 「ああいうプレーをしているようでは、勝利の女神はほほ笑んでくれない」と原監督。坂本の失策は今季6個目で、中日・荒木(7個)に次いでリーグワースト2位。6日の日本ハム戦(東京ドーム)でもこの男のエラーをきっかけに沢村が失点し、負けた。岡崎ヘッドコーチも「先日も今日もそんなに難しい(打球)と思わない」と手厳しい。2試合連続で勝敗を分ける失態を演じた坂本は「沢村の時もそうだけど失点につながってしまった。責任を感じます」と唇をかんだ。 ただ、責められるのは坂本だけでない。先発・金刃はミスの後に踏ん張りきれなかった。1回無死一塁では藤村がバント失敗、2回1死一塁でエンドランを仕掛けた時には谷が空振り。6回1死二、三塁の同点機で脇谷が遊飛に倒れたのも痛かった。借金は今季ワーストタイの3。ヤクルト、中日の上位2チームが敗れ、差が開かなかったことだけが救いという、お粗末な敗戦だった。 (井上洋一) PR情報
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