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【芸能・社会】

「エアコン半減」が8割 今夏、家庭に節電意識

2011年6月9日 08時07分

 節電を前面に出した量販店のエアコン売り場=大阪市北区

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 今夏は、エアコン使用時間を半分にする家庭が8割―。6月10日の「時の記念日」を前に、時計メーカー「シチズンホールディングス」(東京)が首都圏と近畿圏の一般家庭を対象に行ったアンケートで、こんな結果が出た。原発事故で電力不足が懸念される中、節電意識の高まりが浮き彫りになった。

 調査は4月、インターネットで首都圏(埼玉、千葉、東京、神奈川)と近畿圏(京都、大阪、兵庫、奈良)のそれぞれ200世帯、計400世帯を対象に実施。

 節電目的で家電使用を制限するか尋ねると、8割近くの家庭が「エアコン使用で節電する」と回答。さらに目標時間を尋ねると、従来は1日6時間8分使用していたのを2時間48分止めたいと答えた。また約7割が「テレビで節電する」と回答し、4時間44分の使用を2時間14分短縮するとした。(いずれも平均)

 震災後の生活時間の変化では、約3割の家庭が平均約1時間就寝を早め、約2割が44分起床を早めていた。

 節電のため止めてもやむを得ないと思う街の施設は、「動く歩道」(65%)「ネオンや広告灯」(61%)が上位に。有効だと思う電力需要の抑制策は「エアコンの設定温度を上げる」(44%)「白熱灯を発光ダイオード照明に替える」(37%)「サマータイム制度の導入」(34%)などだった。(複数回答)

(共同)
 

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