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【芸能・社会】

浅丘ルリ子「寒いより痛かった」 「デンデラ」試写会で

2011年6月9日 07時04分

 映画「デンデラ」の試写会に登場した(左から)天願大介監督、浅丘ルリ子、倍賞美津子、山本陽子=6日、東京都内

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 姥捨山の女たちを描いた映画「デンデラ」(25日全国公開)の完成披露試写会が東京都内で行われ、女優の浅丘ルリ子、山本陽子らが出席。浅丘は「みなさん本当に元気。3食しっかりお食べになって、すごかった。私は食べられませんでしたけれど…」と女ばかりの撮影を振り返った。

 今村昌平監督の「楢山節考」の後日談的な物語で、今村監督の長男・天願大介監督がメガホンを取った。村のおきてにより70歳で山に捨てられたカユ(浅丘)だったが、目を覚ますと自分より先に捨てられた女たちが周りに…。彼女たちはデンデラという共同体をつくり、自分たちを捨てた村人に復讐する機会をうかがっていた。

 今年1〜2月、山形県庄内地方で大雪のなかロケを敢行、天願監督は「地元を含め多くの人の協力を得て、力強い作品になったと思います」と感謝。“雪”が舞うなか登壇した浅丘は「寒いというより痛かったです」と氷点下11度の撮影を思い出した。

 女たちの一人、マサリ役の倍賞美津子は「皆さん、ホカロン(使い切りカイロ)の貼り方がすごかったですね。最高が草笛(光子)さんで、二十何枚貼ってらした」。浅丘が「カイロは全部で2万5千個使いました」と明かすと、客席から驚きの声が上がった。

(共同)
 

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