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新しい事業展開となった「地球環境 蘇生総合医療会設立記念式典」でフジモリ・元ペルー大統領と自然の力を語り合う高嶋康豪博士
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環境処理コストを大幅に改善した
「蘇生回帰の科学」の真相を追う!
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■事実を受け入れるのに、要らぬ先入観は災いを招く。今ここに、本誌が注目し、その“事実”をもとに追い続けている「新科学」が、新たな展開を始めている──
複合微生物動態系ランダム科学における複合醗酵(EMBC情報微生物工学)を用いた科学技術により、世界を舞台に独自の歩みを続けるベンチャー企業「地球環境秀明」を紹介した本誌連載「ベンチャー発掘」2000年4月、5月号は大反響を呼び起こした。
さらに同年七月号では、同グループを率いる高嶋康豪博士の科学と、その技術を導入した新潟の養豚施設における環境浄化システムの現状をレポートした。
今回のレポートは、その後の地球環境秀明の歩みを伝えるとともに、最近の同グループ周辺の動向を伝えるものである。
体験者が説明する
常識を覆す科学技術
昨年12月、地球環境秀明は、来賓に有栖川識仁殿下を迎えて「簡易EMBC-BIO工法事業展開準備会」を開催した。会場は、昨年2月に完成した静岡県駿東郡清水町の秀明ビル1階ホール。同グループの代理店の他、全国の産廃業者など環境関連企業の面々、約150名が参加した。
開会のあいさつ、ビデオ上映、技術説明、事例紹介、そして高嶋博士の講演と、そこで語られる事実は素直に耳を傾けるならば、これまでのあらゆる常識を覆すものである。
準備会当日、地球環境秀明の代理店を代表して開会のあいさつに立った石川スーパー産業の向井外志雄社長は、自分のところにある、300年たつ枯れかけたサルスベリにEMBC-BIO工法による処理水をまいたところ、長年花をつけなかった木に花が咲いた話を紹介した。
現場からの体験をもとに「技術説明」を行ったナショナル興産の請井栄一氏は、排水基準をクリアーできずに操業停止の危機にあった子会社・小田染工を、高嶋博士の科学で蘇らせた体験を感動とともに語った。
彼が高嶋博士に会って開口一番言われたことは、「とにかく私の言う通りにやれば、ほとんど改造せずに汚泥も消え、臭いも出ない。廃水もリサイクルできる」だった。それを聞いて、20年間、活性汚泥法を手がけてきた請井氏が思ったことは「バカにするな。そんなことができるわけない」というものだった。
現在も日本の水処理の主流は、微生物の働きを利用した活性汚泥法である。歴史も古く、多くの改良型が存在するが、基本的にはどれも汚泥(固形物)と水を分離するための装置であり、水がきれいになればなるほど汚泥が出る。従って、水処理とは別に毎日出てくる汚泥の処理を専門業者に委ねなければならない。しかも臭いがする。
その汚泥も臭いも分解消失してしまうのがEMBC-BIO工法である。「汚泥が消えるだけで大変なことなんです」と言う彼は「実際に水処理の現場で苦労したことのない人には、その価値がわからない」と語る。
常識では理解できない科学をまのあたりにした請井氏は「私が9年かかわってわかったことは、私には一生かかっても高嶋博士の科学はわからないということだ」と、その経験を特殊なプラモデルづくりにたとえた。
プラモデルの部品を見て、自分でもやればできるように思うのだが、必ず失敗する。それが高嶋博士の科学だというのだ。そのプラモデルは設計図がないとできないようにつくられていて、核心部分はある程度、組み立てられた段階で明かされるため、設計図なしには形は似たものができても、実際には似て非なるものができあがる。その設計図をつくるのが高嶋博士なのである。「博士が私の言う通りにやればできる」というのは、「言われた通りにやらないとできない」ということでもある。請井氏が「私には一生わからない」というのは、その事実をいやというほど見てきた結果でもある。
(以下、本誌をご覧ください)
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