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小誌記者が実践! 14万8298円で世界一周できた!【その4】

続々参入する格安航空会社を乗り継げば......。日本~マニラ~シンガポール~
クアラルンプール~ロンドン~カルガリー~日本の行程を実体験リポート

アジアのLCCはCAのレベルが高い!?

 ここで気づいたのだが、搭乗しているCAはみなレベルが高い。先のセブ航空にしろ、この後乗ったエアアジアもCAは若く、美人揃いなのだ。そのため、「美人しか採用されない」との噂が流れ、東南アジア各国の女性たちが憧れる職業になっているのだとか。

 さて、機内はというと、セブ航空よりもシート幅や前席との間隔が若干広く感じる。今回利用したLCCでは、唯一布製シートだったが、大手航空会社ならあるはずの座席のヘッドカバーはない。

 機内食やドリンクは、もちろん有料。だが、昼のフライトということもあるのか、お金を払って食事をする人は意外に多かった。

 ちなみに、僕が食べたカレーは8シンガポールドル(=約500円)。ソフトドリンクは、1缶3シンガポールドル(=約188円)と少し割高に感じるのはチケット代の安さのせいか。

 約4時間半のフライトで、シンガポールのチャンギ国際空港に到着。設備面など空港ターミナルとしては世界有数の優れた空港だが、タイガーエアウェイズが利用するのは、LCC専用のバジェットターミナル。同じ空港でも大手エアラインが使うターミナルと違い、外観も内装も、全体的に簡素だ。

 2日目の夜は、シンガポールで一泊。だが、僕が訪れた時期にF1が開催されていて、市内の宿泊施設はどこも満室だったのだ。

 結局、日が暮れても宿は見つからず、諦めて空港で夜を明かすことに。さすがに、LCC専用ターミナルではない、大手エアライン用に移動したが、35歳にして空港で寝泊まりすることになるとは......。おかげでほとんど眠れず、出発3日目を迎えることになった。


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シンガポール行きのタイガーエアウェイズの機内で見かけた美人CA。
そのかわいさに思わず、機内食を購入してしまった


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F1開催で道路が封鎖されるも、観光気分を味わうべく
「世界三大がっかりスポット」の一つ、マーライオンに何とか到着。


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搭乗するには、滑走路を歩かなければならなかった


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