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help RSS 命を注いだ子供たち

<<   作成日時 : 2007/05/10 19:23   >>

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よく聞かれる。
こないだも、某インタビューで聞かれたけど、
「脚本書いたり、演出したり、俳優だったり、本業はどれですか?」って。

「ごめん。どれも本業です」
「歌手の方で、自分で作詞作曲をし、プロデュースする方は大勢いますよね。アーティストと呼ばれる方たち。僕はそれと同じだと思ってますよ。自分の世界を贈る。魅せる。海外でも、僕が尊敬する俳優さんたちの中に、プレイヤーだけじゃない人はたくさんいます。作品を創る上で、ポジションが異なるだけで、同じ事だと思うんですよね。僕は固定観念が好きじゃない。だから、どれも本業で、どれも命懸けですよ(笑)。自分をアーティストって呼べるかというと、こっぱずかしくて、言いたくないけど(笑)」

ということで、
今日から少し、僕の今までの作品を振り返ってみようと思う。

まずは、『Ties』。
僕の記念すべき、“挑戦”の始まりだった、第一回作品。

すべてが初めてだった。
脚本。演出。プロデュース。制作・・・

30歳の時、「自分で何か起こさなきゃいけない」と思い、注いだ作品。

正直、楽しかった想い出などない。
無我夢中だった。
脚本においても、演出も、僕はちゃんと教わったわけでもない。
それまでの経験と、勉強だった。

この時、なにもわからない僕を、寝ずにサポートしてくれていた制作の藤森。
この二年ぐらい前に僕が出た舞台の制作をしていた彼女に、「やりたいことがある。手伝ってくれ」と言って、参加してもらった。
僕の誇れるスタッフ達。
その中でも、信頼している照明家・市ヶ谷昌典と出逢えたのも彼女のおかげ。
その彼女は昨年、病気で他界した。

今年、『Ties』をリメイクするのは、僕にとったら、彼女に対しての感謝の思いがある。

僕の出発点、『絆』をテーマにした作品。
そして、多くの人たちに支えてもらった作品だった。

『Ties』
作・演出:元木行哉
出演:市川寛子 西川たけし 森山栄治 木下雅之 江連健司 元木行哉 ほか

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元木行哉

生年月日:1969年10月16日
出身地:大阪府
血液型:A型
特技&趣味:クルマ、サッカー、PC、カメラ



俳優・脚本家。
1988年、舞台『望郷の詩』でデビュー。
その後、ANB『はぐれ刑事・純情派』にレギュラー出演。TV、映画、舞台、CMに出演。
2000年には小劇場でプロデュース作品を制作し始め、2002年、麻丘めぐみと共に演劇集団<シアタードリームズ・カンパニー>を設立。
作・演出・出演作品を生み出し、舞台にとどまらず、ライヴ、映画などの脚本、演出、プロデュースと活動の場を広げる。
2005年、テレビ東京系ドラマ「嬢王」では中坊慎一役でレギュラー出演。
翌年、活動の場を広げるためにTDCを退籍。
2007年には、つんく♂プロデュース『THEポッシボー初主演公演』舞台を演出。
テレビ、舞台等に出演する中、企画・プロデュース・執筆活動と精力的に活動している。


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