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2005/03/25 ITER誘致の実現に向け、総理へ申入れ
                      決   議

「国際熱核融合実験炉・ITER建設計画」は、昭和六十年以来、日、米、露、EU四極による国際協力のイニシアティブで進められてきた。我が国は、開始当初からこのプロジェクトに積極的に参加し、チームを牽引する責任ある一員として大きな役割を果してきた。また、平成十五年一月には、小泉純一郎首相自ら、冷戦下の旧ソ連邦時代には核兵器開発のメッカであったモスクワ・クルチャトフ研究所を訪問し、科学技術ならびに原子力の平和利用を通じた我が国の国際貢献をテーマとする格調高い講演をされ、世界中から集まった著名な科学者たちに深い感銘を与えられた。その講演において、首相は、ITERの六ヶ所村誘致にも言及され、これが関係各国にITERに対する我が国の熱意を強く印象付けることとなった。
さて、ITERサイト選定国際協議が始まってから、既に三年余の月日が経過した。その間、我が国は、米国、韓国の強い支援を得て、青森県六ヶ所村こそITERサイトの最適地であるとの確信の下に関係国との協議を続けてきた。今日、サイト選定作業はいよいよ大詰めを迎えている。ここで、改めて整理すると、
@青森県六ヶ所村は、仏国カダラッシュより、ITERサイトとして明らかに優れた特性を有している。
A我が国は、ホスト国としての責任を果しうる全ての条件を具備している。
B米国および韓国は、一貫して我が国の方針を支持してくれており、しかも、それは、きわめて合理的、科学的、現実的な根拠に基づく支持である。
C六ヶ所村にITERを立地できれば、アジアで初の国際的研究機関となる。
以上の理由から、この最終局面に臨み、我々の総意として、政府に対し下記二項を強く要望するものである。

                        記

一 万難を排して、青森県六ヶ所村へのITERサイトの誘致を実現されたい。
二 前項目的のために、日仏首脳会談において、小泉首相からシラク大統領に対し、ITERに関する我が国の姿勢を明確に主張していただきたい。
                                                                    右、決議する。

平成十七年三月二十五日
自由民主党核融合エネルギー推進議員連盟役員会
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