自民が原発事故検証法案 証人喚問含む強い調査権自民党は8日、福島第1原発の事故原因と政府の対応を検証する調査委員会を国会に設置する法案をまとめた。罰則付きの証人喚問を含めた強い調査権を与え、議論は原則公開としている。 9日に党「影の内閣」で正式決定。公明党やみんなの党のほか、民主党にも共同提出を呼び掛ける。枝野幸男官房長官は「国会の判断で検証することは否定しない」と述べている。民主、自民両党の大連立構想も絡み、提出時期は慎重に見極める。 内閣の事故調査・検証委員会に対して自民党は独立性を問題視しており、菅直人首相や閣僚も検証の対象とする。 【共同通信】
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