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株式会社Zeel(アクシブドットコム創業者)代表取締られ役 尾関茂雄 1974年生まれ29歳。
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第1回
女装が似合った高校時代
第2回
何も考えずに遊んだ大学前半時代
第3回
仕事を始めた大学時代後半
第4回
先鋭若手起業家との出会い
第5回
アジア太平洋起業家ネットワーク
第6回
サイバーエージェント
第7回
ネットエイジ
第8回
アクシブドットコム創業記
第9回
成長、そしてM&A
第10回
奔放の果てに Zeel 創業
第11回
西麻布Birth 開店
第12回
エッセンシャルズ創業



月曜連載コラム
ワイノット株式会社
黒坂三重
職務経歴書
火曜連載コラム
ネットアンドセキュリティ総研株式会社
原隆志
桃色起業塾
水曜連載コラム
株式会社Zeel
尾関茂雄
お気楽、極楽
木曜連載コラム
トライコーン株式会社
波木井卓
起業の醍醐味〜12個のキーワード〜
金曜連載コラム
ディップ株式会社
冨田英揮
夢・アイデア・情熱に勝るものなし



【第10回】奔放の果てに Zeel 創業

 ということで、上場会社の子会社となることになったのです。 忘れられないことに、その日は同時多発テロが起きた日でした。 夜、会社に戻ったら、移りの悪い液晶テレビで居残っていた社員が興奮していたことを思い出します。

 子会社になったことで、正直大分心理的に楽になりました。 と思っていたんですが、当時の日記を読み返してみるとそれ以前もお気楽そうでした。 根は心配性なんでほっとしたことは確かなんですが、鈍感になっていたのかなぁ。自分でも謎。

 そんなこんなでまた分岐点。 会社の方向性で意見が違ったので、ご意見番として社長から会長になることにしました。 経営者として考えるならば、自分を信じて邁進すべきなのでしょうが、やってみたいというヤル気が負けているなと感じたのでバトンタッチしました。

 半ば隠居状態で、人生を考え読書に耽る時期が1年くらい続いたでしょうか。 第4回で紹介した先輩起業家から郵便を貰いました。早稲田大学大学院への願書でした。 「ずっとベンチャー畑はいかん、違う世界も見なさい」とのお言葉と共に書類まで郵送してくれたので受験してみたのです。 本人も東大の大学院にいつの間にかに入っていました。

 合格したなぁとぼっとしてると、またまたやってきた分岐点。 いろんなことが重なって、そろそろ違うステージにいけよと天から言われてるような気がして退社することにしました。

 暫く大学院にでも専念するかと当初は考えていたのですが、勉強が嫌いなことがわかってしまったのです。 忘れていたんですね、馬鹿ですから。 授業は面白いのもいくつかはあるのですが、大企業を経営するのには役立ってもベンチャー経営には役立たないなといった感じです。

 でもアカデミックな世界に触れたことは刺激になりましたね。 先生は結構面白いですし、真面目でヤル気のある学生にもあって、こんなんじゃいかんなーと反省させられることしばしばでした。

 物足りなくなってきたので、会社を作りたいナーと考えていたら、同期の学生から手伝ってみたいとオファーが。 毎度のことながら受身の私。恋も仕事も受身のようです(^_-)-☆惚れたほうが弱いですからね、と未だ愛の幼稚園児。

 おしゃれな服装をしたくても、考えるのが面倒だしよくわからない。 スタイリストが自分のためだけにフルセットで提案してくれたら、それを俺は買う。 そう、ただ自分がほしいサービスを作るために会社を作りました。

 利益だけを考えたら株式投資をやっていたほうが儲かります。 が、それじゃあ人生つまらないんですよね。 隠居していてわかったのですが、何かしていないと人生つまらないです。 折角余裕ができたのだから、自分にしかできなそうなことをしたいなと。 その辺の経緯はこちらにどうぞ。<http://www.zeel.co.jp/aboutus.html

 一番最初に参画してくれたメンバーはシステム畑だったので、違う人材をいれるべなーと呑気に待っていました。 またまた天運を待っていると、友達がCPAに合格したというのでお祝い会をするというお知らせ。 おーそれはお祝いだということで、でかけてきました。 その主役が「CPAの予備校時代の友達が今度会社始めるとメール来て、それがお前さんとやるというからびっくりしたよ」となりました。

 それは奇遇だねぇと何するかを説明したら興味あるとなり、参画決定。 元々出版編集にいた上に会計もわかるということで素晴らしいご縁。

 同時期くらいに、前から起業に興味あるとメールを貰っていて会った事もある商社の子からメールが来て、さりげなく誘ったら参画決定。

 こんな感じで、一度何かを決めるとご縁が自然と結ばれていくものだと勝手に信じています。 こんな感じでまた会社を始めたのです。
2004/9/8 著者:尾関茂雄 [FOUNDER] 先頭へ戻る前を読む次を読む感想を送る


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