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株式会社Zeel(アクシブドットコム創業者)代表取締られ役 尾関茂雄 1974年生まれ29歳。
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【第9回】成長、そしてM&A
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創業したはいいけど、右も左もわからない状態。
とりあえず作りたいものを作っていけば収益はあとからついてくるだろうと、当時は主流であったユーザー数極大化を目指していったのでした。
根が小心者ということもあり、早目に資金調達したお陰で資金繰りに困ることがなく、ゆっくりと焦らずに事業構築することができました。
一番最初に弊社に投資してくれたVCはビットスタイルで少し会っただけでリスクを負ってくれたのです。びっくりですね。
今考えても、ほとんど社会人経験もないふわふわした若造たちがやっている会社によく出資してくれたものです。
そのVCはインキュベートキャピタルパートナーズという名前で赤浦さんという方が担当してくれていました。
当時、私たちは資本政策とかよくわかっていなかったのでいくらでも自分たちに有利にできたのでしょうが、彼は一切そういうことをせずに私たちのことを考えてくれたのです。
あのお金に浮かれていた時代の中で、そういったきちんとした人に恵まれたお陰で地道に経営できたのだと思いますね。
忘れてはならないのが、赤浦さんといえば、どんなときも誉めてくれる人なのです。
自信がなくなりかけると、「尾関さんなら大丈夫ですよ」と励ましてくれ、いろんな事例を出して勇気付けてくれるのです。
どんな時も味方である人を持っていると心強いものです。
会社を構成する要素は様々ですが、ほんとにaxivは人や資金、情熱に恵まれていました。
会社が成長するにあたって、私にはもう一人恩人がいます。マネジメントコーチの大橋禅太郎氏です。
彼のお陰で、原因はすべて自分にあると考えられるようになりました。
解りやすい例え話をします。
犬の散歩を頼む人がいたとします。
頼むほうと頼まれるほう、どちらが主導権を握っていると思いますか?
普通は、頼まれるほうと言うと思います。
しかし彼はいいました。
A:犬の散歩いってくれない?
B:1万円あげるから犬の散歩いってくれない?
AとBだとどちらが、犬の散歩に行ってもらえる確率が高いだろうか?と。
それまでは、自分以外の誰かのせいでうまくいってないと思いがちでしたが、自分が変われば相手も変わると知っただけでも大きなブレークスルーとなりましたね。
ある程度成長して、さぁ次の段階かというとき、突然数社から買収の提案が入ってきたのです。
面白いもので、そういう提案って重なるんですね。いくつか提案をもらい、会社を成長させるためには何が一番Bestかを考えました。
独立独歩の道を選ばなかったあたりが小心者の性格を表していますね。
自分たちの未熟さをわかりすぎていたのかもしれません。
事業のシナジー効果が一番大きいと思われた古巣のサイバーエージェントと手を結ぶことに決めたのです。
他の会社とだったら、今はもうaxivは存在していなかったでしょう。
今も成長して良い会社となっていられるのも、サイバー社の持つ文化のお陰です。
勿論、現axiv社長やスタッフたちの仕事振りが素晴らしいことはいわずもがなです。
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2004/9/1 著者:尾関茂雄 [FOUNDER] 先頭へ戻る|前を読む|次を読む|感想を送る |
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