2号機原子炉建屋の扉開放へ 東電、湿気低減図る東京電力は8日、福島第1原発2号機の原子炉建屋内部の湿気を低減し、内部での作業環境を改善するため、今月後半にもタービン建屋につながる扉を開放する計画を明らかにした。扉の開放により内部の放射性物質が外に出る可能性があり、経済産業省原子力安全・保安院は東電に対し、影響を15日までに検討し報告するよう求めた。 開放に先立ち、原子炉建屋内部の放射性物質を含んだちりをできるだけ減らしておくため、東電は放射性物質を吸着するフィルターの付いた換気装置を11日ごろまでに設置、その後3日間ほど運転するとしている。 【共同通信】
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