(cache) 汚染水海洋放出に水産庁反対 放射性物質含む水3千トン  - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 汚染水海洋放出に水産庁反対 放射性物質含む水3千トン 


     東京電力福島第2原発。(左から)4号機、3号機、2号機、1号機=2008年10月

     東日本大震災の津波の影響で、福島第2原発の建屋にたまった微量の放射性物質を含む水約3千トンを、東京電力が海に放出することを計画。これに水産庁が漁業への風評被害などを理由に反対し、計画が宙に浮いていることが8日、関係者の話で分かった。

     東電は「放射性物質を検出できなくなるまで除去した上で放出を考えている」と理解を求めているが、水産庁は容認せず、解決策は見いだせていない。長期化すると塩分によるタンクの腐食なども懸念され、細野首相補佐官が調整に乗り出す案も浮上している。

     問題となっているのは、原子炉建屋など放射線管理区域にたまった約3千トン。

      【共同通信】