連ドラで帰ってくる　結子刑事　フジ系ドラマ「ストロベリーナイト」

　女優の竹内結子（３１）が初の刑事役に挑んだフジテレビ系スペシャルドラマ「ストロベリーナイト」（昨年１１月１３日放送）が、来年１月から連続ドラマになって放送されることが７日、分かった。竹内が演じる女性刑事・姫川玲子の活躍を描く。

　「ストロベリーナイト」は作家、誉田哲也氏の人気ミステリーが原作。連ドラでは誉田氏の“姫川玲子”シリーズをベースに、「シンメトリー」「右では殴らない」「過ぎた正義」「悪しき実」「ソウルケイジ」などを順次映像化していく。撮影は今月初旬からクランクインしている。

　警視庁捜査一課の姫川玲子は、ノンキャリアで成り上がり系の警部補。竹内は姫川の持つ凜（りん）とした力強さや、ふと見せるたおやかさ、もろさなどを圧倒的な存在感で熱演。手に汗握るスリリングなストーリー展開や衝撃的な結末も加わり、昨年の「ストロベリーナイト」の視聴率は１４％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）と視聴者の高い関心を呼んだ。

　今回の連ドラ化について竹内は「原作ファンの方にも楽しんでいただけるよう、スタッフ、キャストのみなさんと力を合わせて頑張りたい」と意気込む。同局の成河広明プロデューサーは「警察という男社会で奮闘する姫川玲子は、まさに現代のヒロイン像の象徴。連ドラでは竹内さん演じる姫川の活躍を軸に、部下や同僚、事件関係者と織りなす人間模様に重きを置いて描きます」と話す。

　ことあるごとに姫川と“激突”するライバル刑事“ガンテツ”役の俳優武田鉄矢（６２）をはじめ、西島秀俊（４０）、宇梶剛士（４８）、生瀬勝久（５０）、高嶋政宏（４５）、遠藤憲一（４９）、渡辺いっけい（４８）、津川雅彦（７１）ら豪華キャストも前作に引き続き共演する。

　さらに新キャストとして小出恵介（２７）が加わるほか、毎回登場するゲストも見どころだ。竹内は「新たなメンバーを迎えて、さらにパワーアップした『ストロベリーナイト』を楽しんでいただけたら」と期待を寄せている。