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【プロ野球】

ダル 35イニング連続無失点継続中 球団新へあと1死

2011年6月8日 紙面から

 日本ハムのダルビッシュ有投手(24)が8日の中日戦(札幌ドーム)で球団新記録に挑む。前回1日の阪神戦(同)に完封し、東映時代の1954年に米川泰夫がマークした35イニング連続無失点の球団記録に並んだ右腕。中日相手に上々の立ち上がりをみせれば、57年ぶりに球団記録を塗り替える。

 登板前日の7日は、札幌市内の室内練習場でランニング、ダッシュなどで体の切れを確かめた。「野手に助けられている試合が多い。(記録は)あまり関係ないし、いい投球をするという気持ちを切らさないようにしている」とダルビッシュ。先発として試合をつくる。スコアボードにできる限り多くのゼロを並べていく。その不変の姿勢が、快挙の原動力になっている。

 5月10日の楽天戦(Kスタ宮城)での今季初完封でスタートした連続無失点は、同18日のヤクルト戦(札幌ドーム)での8イニング零封を挟み、同25日の中日戦(ナゴヤドーム)、そして1日の阪神戦と連続完封。ここ2試合は長打を1本も許さない圧倒的なピッチングで記録を着々と伸ばしている。5月は当たり前のように、自身5度目となる月間MVPも獲得した。

 絶対エースに触発されるように、他の投手陣も好調をキープ。史上初となる10試合で8完封勝ちという驚異的な記録を打ち立てた。その中でも1人で投げきったのはダルビッシュの2完封だけ。その存在感はずばぬけている。7連勝中のダルビッシュが中日を再び沈黙させ、3連続完封となればパ・リーグ史上8人目。向かうところ敵無しの男が、地元で快記録に挑む。 

  (臼杵秀之)

 

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