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　人気アイドルグループ・ＡＫＢ４８に、同グループ４番目となる新チーム「チーム４（フォー）」が発足したことが７日、分かった。６日に東京ドームシティホールで行われたリバイバル公演後に発表された。５月２９日に研究生から正規メンバーに昇格した市川美織（１７）、第３回選抜総選挙の開票速報で３７位につけた大場美奈（１９）ら１０人が所属する。

　選抜総選挙開票（９日）を間近に控える中でのサプライズだった。「チーム４」の１０人は、研究生から昇格していたものの、所属チームが未定だった。ＡＫＢにおける新チーム結成は、０６年１２月に誕生した「チームＢ」以来４年半ぶり。チーム名はＡＫＢ４８の「４」から付けられたという。

　ＡＫＢ４８を支えてきたＡ、Ｋ、Ｂ各チームにはそれぞれ１６人が所属。１月の時点では、３チームの劇場公演で休演者が出た場合のみ、代役として出演可能な「控えチーム」を作る計画だった。しかし、練習への取り組みなどを評価し、研究生も含めて平等にチャンスを与えたいという意図から正規の新チーム発足が決まった。

　「チーム４」は公演を行うのに必要な１６人に達していないため、６人分の“欠員”は当面の間、研究生で補充していくという。ブームが加速しているＡＫＢに誕生した“末っ子”が、新たな風を起こしそうだ。