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福島第二原発のたまり水、放出計画 東電、国などに打診

2011年6月8日1時39分

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 東京電力福島第二原子力発電所(福島県富岡町、楢葉町)のタービン建屋地下などにたまった放射能汚染水について、東電は7日、浄化して海に放出できないか検討していることを明らかにした。東電は経済産業省原子力安全・保安院や水産庁、周辺市町村に相談しているが、理解は得られていないという。

 放出を検討しているのは東日本大震災の時の津波で建屋の地下に入り込んだたまり水。東電は現在、放射能の濃度を分析中だが、低濃度とみられるという。これを仮設タンクに移し、放射性物質が検出できない濃度まで浄化してから放出したいとしている。

 たまり水の総量は分かっていないが、塩分を含んでおり、このまま放置すると、水につかっている機器に悪影響が出るという。

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