2011年4月11日 19時46分 更新:4月11日 19時50分
JR東日本は11日、東日本大震災で寸断されている東北方面の運行計画を発表した。
東北新幹線は那須塩原-福島間が12日、福島-仙台間は27日ごろ運転再開。仙台方面は12日以降、在来線の東北線を使って福島-仙台間に臨時快速「新幹線リレー号」を上下16本運行し東京-仙台間を最速3時間2分で結ぶ。発生から33日目で首都圏から新幹線と在来線を乗り継いでの被災地入りが可能となる。
東北新幹線の仙台以北は震度6強を記録した7日の余震で新たな損傷などが360カ所確認され、修復が必要な個所は計440カ所と余震前の約5倍に膨れ上がったため仙台-一ノ関間の運転再開は今月末になる見通し。
一ノ関-盛岡間は24日ごろ、盛岡-新青森間は13日に再開。東京-新青森間の全線再開は今月末をメドに復旧作業を進める。
【斎藤正利】