経済・IT菅政権を見限る? 経団連会長が政府の重要会議欠席へ2011.6.7 16:01

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菅政権を見限る? 経団連会長が政府の重要会議欠席へ

2011.6.7 16:01

 日本経団連の米倉弘昌会長が7日夕に官邸で開かれる政府の新成長戦略実現会議(議長・菅直人首相)を欠席することが分かった。経団連は「日程調整がつかなかったため」としているが、米倉会長は震災後初めて開かれた5月19日の前回会議も欠席しており、2回連続の不参加は異例。退陣を表明した菅首相を見限ったのではないかとの見方も出ている。

 同会議は「元気な日本」を復活させるため昨年9月に設置が閣議決定された。菅首相のほか経済産業相や財務相、日銀総裁、連合会長などがメンバーで、経済界からは米倉会長のほか日本商工会議所の岡村正会頭、経済同友会の長谷川閑史代表幹事が名を連ねている。岡村会頭、長谷川代表幹事の両氏は7日の会議に参加する意向だ。

 一方、米倉会長は7月13日に仙台市を訪問。被災地を慰問したうえで東日本大震災からの復興を中心に東北地方の経済人と意見を交わす予定だ。

 6日の会見では「何よりも復興」と強調し、停滞している復興関連施策を進めるために大連立政権の早期実現を要望していただけに「成長戦略より、まず復興」という意思表示なのかもしれない。

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