統一地方選2011
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【社会】静岡の「製茶」は基準値以下 放射性物質検査で2011年6月7日 19時21分 静岡県は7日、県内の主要な産地8カ所で生産された一番茶のうち、販売前の「製茶」について放射性セシウムの検査を実施した結果、いずれも国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を下回ったと発表した。放射性ヨウ素も検出されなかった。 政府が茶葉の放射性物質の検査対象に、荒茶や製茶を含める方針を出したことを受け、県は6日に検体を採取し、国の機関に検査を委託していた。残り11産地の一番茶でも、今週中に製茶の検査を行う。 県によると、検査は荒茶をさらに加工した製茶で実施。セシウムは8カ所すべてで検出されたが、最も多かった「金谷茶」(同県島田市)で基準値を下回る1キログラム当たり385ベクレルだった。最も少なかったのは「掛川茶」(同県掛川市)で、1キログラム当たり146ベクレル。 記者会見した県経済産業部の滝昇悟理事は「まだ検査は終わっていないが、ひとまず安全が確認されてほっとしている」と話した。 国は荒茶の検査も要請しているが、県は一番茶については「出荷済みで検体が手に入らない場所がある」として検査しない方針。「荒茶も製茶も生茶葉を乾燥させたもので、セシウム濃度は大きく変わらない」としている。 (共同)
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