私が結婚して沖縄に新婚旅行に行った時に、もともとクーピーを支援していた夫に障がい者施設に案内してもらったんです。
そして、施設の方にあったときに、障がい者を支援している活動で「こんなことやあんなことがあるんですよと」いろんなことを教えてもらって、その中にクーピーという団体があったんです。
私も昔からボランティア活動したいなと思っていたんですけど、大学生のときに仕事をはじめてしまって、ずっと忙しかったので、なかなか参加することができなかったんです。
結婚して娘が生まれた時に、初めて仕事から長く離れて、そのときにずっとやりたかったボランティア活動をやりたいなって思って、そのときにクーピーの活動があったので、勇気を出して参加してみたんです。
だからキッカケと言われると「夫と娘と沖縄」かな。
ボランティア活動ってだれかのために参加するとか、障がい者の方の自立のためとおもって参加したんですけど、参加してみて自分のためだっていうことに気づいたんです。
自分がすごく救われていくのがわかるんです。
大きなキャンパスに障がい者の方が無心になって一生懸命描く姿に感動して、それにみんなつられて大人も子供も障がい者も健常者も関係なく無心になって絵を描く姿にすごい感化されて、私もいつの間にか無心になって絵を描いていたんです。
大人になって無心になって絵を描くってなかなかないですよね。なんかいろんなこと考えちゃったりとか、絵を描くことがすごく好きだったのに純粋に楽しめなくなってしまっていた。
そういうことがなくて、純粋に楽しめたってのがすごい衝撃的だったんです。
なので、クーピーに参加してみて本当に感じたのは、一番うれしくなって帰るのは自分なのかなと感じました。それは参加する人たちみんなが感じてくれたらいいなと思います。
もっとたくさんの人に参加してもらいたいですね。
参加することによって、感じること、思うこと、得られるもの、みんな違うと思うんです。だから「私はこう思った」「僕はこう感じた」いろんな答があっていい活動なんです。自ら感じてもらうことがうれしいので、まずは参加してほしいです。
そのために私もできる限り参加して、いろんな人にクーピーの良さを感じるお手伝いをしたいです。
そして、参加してくれた人が「自分もクーピーの活動を広めたい」と思ってもらえるような活動にしていきたいですね。
いまクーピーはどんどん広がってきています。スタッフとして動いている人はみんなボランティアで、クーピーの活動に共感したから自ら動く人ばかりです。
みんな本当にあたたかい人ばかりで、こんな人たちがたくさん増えたら世の中も変わるのかな?なんて思ったりもします。
ボランティア活動ってなかなかきっかけがなくて参加できなかったりすると思うんですけど、だれかと一緒にいたいとか、絵を描きたいとか、温かい気持ちになりたくなったら是非クーピーに参加してみてください。
参加している人たちはみんなあたたかい人ばかりなので、なにかを感じて帰れると思います。そこからまた新しいことが広がるきっかけになればいいな☆
みんな笑顔で待ってます!是非参加してみてください!
クーピー活動に出会ったのは、母になってからでした。
はじめは知らない人も多くて緊張もしたけれど、大きなキャンバスに障がい者の方がのびのびと筆を動かしている。
その姿に自然と私も『無心』になって筆を動かしていました。
何も気にせずに、心の趣くままに『無心』になって描く
なにもとらわれずに、『素直な心のまま』に筆を動かす‥
そしたらね、とっても心が元気になったのです。
ボランティア活動に参加する事=(イコール)誰かの為に頑張る事
と思っていた私は、気がつきました。
本当はね、ボランティア活動に参加する事によって『自分の心』と向き合う時間をくれるのだという事を‥
もちろん!それはクーピー活動の【絵を描く】という事が大きいのだと思います。
大人、子供、障がいの有無を超えて、みんなが描くというアクションで「ひとつに」なる。
この瞬間が私はたまらなく好きです。
クーピーに参加してくれた人々が色々なことを感じ、思い、そして「またクーピーに参加したい!」「今度は大切なあの人と一緒に参加したい!!」って思ってくれたら嬉しいです。
スタッフの方々もみんなボランティアです。
みんな心は、とーっても『ぽっかぽか』です。
みんなが笑顔で待ってます!ぜひ参加してみてください!
山口もえ