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【放射能漏れ】福島の7人の母乳から微量の放射性物質
2011.6.7 18:36
厚生労働省の研究班は7日、宮城や福島など8県に住む授乳中の女性108人の母乳を検査した結果、7人から微量の放射性物質を検出したと発表した。母乳には明確な基準がなく牛乳や乳製品の暫定基準値を指標としているが、いずれも大きく下回った。
研究班の一員で北里大学医学部の海野信也教授(産婦人科学)は「母乳から検出された放射性物質の濃度も心配するほどではなく、乳児が飲み続けても健康への影響はまったくない」と話している。
母乳を提供したのは宮城、山形、福島、茨城、栃木、群馬、千葉、高知の8県の女性108人で、調査は5月18日~6月3日に実施。放射性物質が検出された7人はいずれも福島県の女性で、調査に参加した7市21人のうち、相馬、いわき、福島、二本松の4市7人から最大13.1ベクレルの放射性セシウムが検出された。放射性ヨウ素は検出されなかった。
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