2011年6月7日21時4分
JR東海は7日、リニア中央新幹線(東京―大阪間)のうち、2027年に先行開業する予定の東京―名古屋間の具体的なルートと、沿線に建設する中間駅の候補地案を発表した。
1県1駅の原則にのっとって神奈川県は相模原市、山梨県は中央市など甲府盆地南部、岐阜県は中津川市西部を選んだ。ただ、長野県は、地元自治体からの意見聞き取りが続いており、この日の発表は見送った。
地下駅にするのはターミナル駅の品川と名古屋のほか、中間駅では相模原市の駅のみ。残る駅は地上駅にする。車両基地は、相模原市内と中津川市内の2カ所につくる計画だ。