出荷制限のカリフラワー販売
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出荷制限のカリフラワー販売

6月7日 21時49分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

先週、福島県郡山市のショッピングセンターで、原発事故の影響で国が出荷などを制限している地域のカリフラワー18個が販売されていたことが分かりました。

これは、7日、カリフラワーを出荷した「JAみちのく安達」と、郡山市にあるショッピングセンター「イオン郡山フェスタ店」の運営会社が会見して明らかにしました。それによりますと、国の暫定基準値を超える放射性物質が検出されたとして、ことし4月から出荷や摂取が制限されている福島県北部地域のカリフラワー18個が、今月1日から4日にかけて「イオン郡山フェスタ店」内の直売所「JAみちのく安達生産者コーナー」で誤って販売されたということです。JAみちのく安達では6日になって気づき、ホームページなどで回収を呼びかけるとともに直売所を一時閉鎖しました。記者会見したJAみちのく安達の齋藤道雄組合長は「出荷制限のものを消費者に出してしまい、誠に申し訳ない。二度とないようチェック体制を強化し、生産者への指導を徹底したい」と述べました。福島県によりますと、カリフラワーが生産された地域は、3回連続で国の基準を下回っていれば出荷制限が解除される検査で、すでに2回連続して基準を下回っているということです。