亀田３兄弟で全国行脚計画…震災復興へチャリティー

転級第２戦に挑む亀田大毅（右）を励ます長男の興毅

　亀田家３兄弟の長男でプロボクシングＷＢＡ世界バンタム級王者の興毅（２４）が６日、東日本大震災チャリティーの全国行脚を行う計画を披露した。

　この日、都内のジムで次男・大毅（２２）とともに会見した興毅は「募金活動とか、オレらにできることは、こういうことしかない。（被災地の）復興まで長いからな」と話した。４月には大毅の試合を沖縄で行い、７月は初めて福岡で試合を開催。すでに被災地での興行にも意欲を示しており「四国や北海道でもやりたい」と、亀田３兄弟で全国各地を回り、支援を訴えていく。

　福岡の試合は三男・和毅（１９）の初のメーンで、日本初開催の世界ユース（２３歳以下）タイトル戦。スーパーフライ級２戦目の大毅が「いい試合をしたい」と言えば、興毅も「福岡でいいイベントができるからうれしい」と気持ちを高めていた。