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経済

生協売上高 コープさっぽろ、初の首位 「こうべ」抜く

(06/07 11:30)

 コープさっぽろ(札幌)の2010年度決算で、一般企業の売上高に当たる総事業高が、スーパーを営む地域生協のなかで09年度まで長年首位を維持してきたコープこうべ(神戸)を約40億円上回り、初めて首位になったことが6日分かった。

 商品販売とそれ以外の事業を足した総事業高をみると、コープさっぽろは10年度、前期比4・0%増の2477億円。昨年4月から順次、旭友ストアー(旭川)の店舗を継承するなど、新規出店効果で売り上げが伸びた。一方、コープこうべは「チラシに頼らない利益重視の方針に転換した」ことなどから、同7・0%減の2438億円に減少した。

 コープこうべの総事業高は決算書に記載されない参考の値だが、店舗や宅配などの商品販売額を集計した供給高を比べても、コープさっぽろは2463億円でコープこうべの2332億円を上回った。

<北海道新聞6月7日朝刊掲載>

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