米軍、無人機を10年で倍増へ 民間犠牲に反発も【ワシントン共同】米国防総省が2021年までに無人機の保有数を現在の約340機から約650機にほぼ倍増させる計画を立てていることが、議会に提出された軍の航空機調達計画で6日までに明らかになった。兵士を危険にさらさずに敵地に入り込める点を重視、配備強化を急ぐ方針が鮮明となった。 だが、無人機はアフガニスタンやパキスタンで誤爆による民間人の犠牲を相次いで引き起こし現地市民の反米感情を強める元凶となっている。 計画によると、米海軍は空母に離着陸可能な無人機の開発を加速させる。西太平洋で影響力を高める中国軍に対抗する狙いがあるとみられる。 【共同通信】
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