政治大連立 自民党内で足並みの乱れ 谷垣氏は慎重、大島氏は公明に参加伝達 公明・山口代表は否定的+(1/2ページ)(2011.6.7 00:15

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大連立 自民党内で足並みの乱れ 谷垣氏は慎重、大島氏は公明に参加伝達 公明・山口代表は否定的

2011.6.7 00:15 (1/2ページ)

 自民、民主両党の大連立構想をめぐり自民党内で6日、足並みの乱れが表面化した。谷垣禎一総裁が慎重姿勢を示す一方、大島理森副総裁は公明党の漆原良夫国対委員長に、大連立に踏み切る意向を伝えた。その公明党の山口那津男代表は、大連立に否定的な見解を表明した。

 谷垣氏は6日、熊本市内で記者会見し、大連立構想について「民主党がしっかりまとまるのか、政策の方向性を打ち出していける態勢ができるのかを見ずして、無原則な(大連立の)話というのはあってはならない。今の段階ではまだ早い」と述べた。

 石破茂政調会長も6日夜の自民党議員のパーティーでのあいさつで「ただ何でもいいから連立を組めばいいというお話ではない。何をテーマにいつまでにという話を詰めないといけない」と強調した。

 だが、民主党の仙谷由人官房副長官(党代表代行)と4日に大連立構想について話し合った大島氏は6日、漆原氏に会談内容を報告。大連立実現に向け「公明党とも連携してやっていきたい」と協力を求めた。

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