国際外国人芸者の独立ダメ 業界組合「想定外」と困惑2011.6.6 20:08

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外国人芸者の独立ダメ 業界組合「想定外」と困惑

2011.6.6 20:08
「芸者」講座の受講生におしろいを塗り、「半玉」に仕上げていく紗幸さん=2010年6月、東京都港区の慶応大

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「芸者」講座の受講生におしろいを塗り、「半玉」に仕上げていく紗幸さん=2010年6月、東京都港区の慶応大

 「初の外国人芸者」として東京・浅草で活躍してきたオーストラリア出身の女性が置き屋や料亭の加盟する東京浅草組合に独立の許可を求めたところ、拒否されていたことが6日、分かった。女性は豪有力紙に「外国人であるという理由だけで認められなかった」と述べた。

 同組合は共同通信の取材に「日本国籍を有するという条件が規約にあるが、短期で勉強をしたいということだったので芸者になることを特別に認めた経緯がある。独立は想定していなかった」と答えた。

 オーストラリアン紙などによると、女性は2007年に芸者デビューした紗幸さん。置き屋の主人が病気になり、営業が困難になったことなどを機に独立の許可を求めたが、認められなかった。紗幸さんは同紙に「白人が芸者になるのは大変。努力しただけにつらい」と話した。(共同)

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「芸者」講座の受講生におしろいを塗り、「半玉」に仕上げていく紗幸さん=2010年6月、東京都港区の慶応大

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