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福島原発近くの湯ノ岳断層、震災後に活動 保安院が認定

2011年6月6日20時2分

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 経済産業省原子力安全・保安院は6日、福島第一原発と第二原発近くにあり、耐震上考慮が必要な活断層ではないとしていた湯ノ岳断層が、東日本大震災後に動いたことを正式に認めた。今回のような大震災の影響で動く可能性がある断層について、各電力会社に対して現地調査のうえ8月末までに保安院に報告するよう指示した。

 湯ノ岳断層は福島第一原発、第二原発から40〜50キロ南の福島県いわき市にある。大震災で誘発されたとみられる4月11日のマグニチュード7.0の地震で地表がずれたことが研究機関などによって報告されていた。保安院は「東電から5月31日に提出された報告書で正式に確認したため指示を出した」としている。(佐々木英輔)

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