北海道 同型特急列車で一時白煙
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北海道 同型特急列車で一時白煙

6月6日 12時29分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

6日午前、北海道のJR室蘭線で、特急列車の車両の床下から一時、白い煙が上がるトラブルがありましたが、乗客らおよそ130人にけがはありませんでした。トラブルが起きた車両は、先月、北海道の別の路線で脱線しトンネル内で火災を起こした特急列車と同じ型で、JR北海道などが原因を調べています。

6日午前8時半すぎ、北海道伊達市のJR室蘭線で、札幌発函館行きの特急列車「スーパー北斗2号」の運転席にある、排気ガスの温度が異常に高いことを示すランプが点灯しました。このため運転士は、列車を近くのJR長和駅に緊急停止させ、点検したところ、3両目の床下から白い煙が上がっていたということです。エンジンを止めると煙は出なくなったということです。乗客らおよそ130人にけがはなく、車内で待機したあと、およそ1時間20分後に後から来た別の特急列車に乗り換えました。JR北海道によりますと、トラブルが起きた車両は、先月27日、北海道のJR石勝線で脱線しトンネル内で火災を起こした特急列車と同じ型だということです。JR北海道などが原因を調べています。