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【芸能・社会】

夏の高校野球ソングは女子高生 川上ジュリア テレ朝系で

2011年6月7日 紙面から

甲子園を訪れ、フィールドでポーズを決める川上ジュリア

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 現役女子高生シンガーの川上ジュリア(17)の新曲「ずっとここから」(8月10日発売)が、朝日放送(テレビ朝日系)の「夏の高校野球応援ソング」に起用されることが6日、分かった。同局の「速報!甲子園への道」や「高校野球中継」「熱闘甲子園」など、第93回全国高等学校野球選手権大会に関連する3番組のオープニング曲として使用される。

 さらに、川上は同局の「熱闘!高校野球マネージャー」への就任が決定。「速報!甲子園への道」に出演し、同世代の球児たちのドラマを熱くリポートする。

 昨年、応援ソングに使用されたFUNKY MONKEY BABYSの「あとひとつ」が大ヒット。川上は「数々の大先輩が歌っていた伝統ある番組で歌わせてもらうので、その歴史にも高校野球を応援する皆さんにも負けないように一生懸命歌います! そして私自身、高校生活最後の夏でもあるこの夏を、悔いのないように全力で歌って、全力で応援したいと思いました」と意気込みを語っている。

 川上は、2006年にエイベックス主催のオーディション「a−motion」で1万人の中からグランプリを獲得。

 その後15歳で北海道から上京し、2009年9月に自身のみがメンバーのバンド「JURIAN BEAT CRISIS」として配信限定シングル「Go! Let’s Go!」でデビューした。

 昨年9月には元LINDBERGの渡瀬マキ&平川達也、JUN SKY WALKERSの森純太ら超豪華メンバーが楽曲制作に参加したファーストアルバム「JURIAN BEAT CRISIS」を発売。学園生活をモチーフにしたガールズ・スクール・ロックが注目を浴びた。

 先日、撮影で初めて甲子園球場を訪れたという川上は、「私自身もデビューするための最初のオーディションには落ちました。その時とっても悔しかったので一生懸命努力して練習し翌年合格しデビューすることができました。スポーツをしている皆さんもそれぞれの夢があって、それに向かってさまざまな節目があると思いますが、一生懸命努力できたらすてきですね」とエールを送った。

◆震災被災地の陸前高田市野球部でマネジャー“修業”

 川上は「熱闘!高校野球マネージャー」としてこのほど、東日本大震災の被災地となった岩手県陸前高田市にある高田高校を訪問。野球部員のユニホームをたたんだり、飲み水を運ぶなどの仕事を体験した。

 「ずっとここから」のカップリング曲に、故阿久悠さんが作詞した名曲「君よ八月に熱くなれ」のアカペラバージョンを収録する予定で、その制作にあたり、阿久さんの詞が刻まれた石碑のある同校を訪問し、実際の野球部マネジャーと触れ合いながら甲子園を目指す気持ちなどを聞いてみたいという川上本人の希望で実現した。

 川上は「高田高校校舎に体育館が突き刺さっていたり、3階まで津波が押し寄せた跡が残っていて津波の高さを実感し、声が出ないほど驚きました。そんな津波にもかかわらず、校舎の正面にポツリとそして力強く残る石碑を見て阿久悠さんが高校球児へ送る熱いオーラみたいなものを感じました」と語っている。

◆朝日放送スポーツ部・赤塚欣也プロデューサーの話

 川上ジュリアさんの歌う姿を見たとき、甲子園球場で高校球児の一生懸命な姿、そしてアルプススタンドで大声を出して応援する人の姿に重なりました。そんな彼らへの応援ソングは、彼らと等身大のアーティストに歌ってほしい。そんな思いから、現役高校生の川上ジュリアさんに注目しました。松坂大輔・田中将大・ダルビッシュ有。無名だった高校球児が甲子園で一気に注目され、そして羽ばたきました。川上ジュリアさんも、今年の高校球児とともに、一気に羽ばたいてもらいたい。

 

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