大相撲名古屋場所の前売り券を買い求める人たち=名古屋市中区の中日サービスセンターで
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名古屋場所(7月10日〜24日・愛知県体育館=中日新聞社共催)の前売り券の発売が6日、一斉に始まった。当初は5月19日に予定されていたが、日本相撲協会は八百長問題が未解決として約半月延期していた。
名古屋市中区の中日新聞社内の名古屋場所事務所には友綱・名古屋場所担当部長(元関脇魁輝)はじめ、千賀ノ浦(元関脇舛田山)、錦島(元幕内蔵玉錦)、常盤山(元小結隆三杉)、若藤(元幕内皇司)の各親方衆が集まり、業務を見守った。電話やインターネットでの申し込みに係員は汗だくで応対していた。
昨年の名古屋場所は野球賭博事件の影響で入場者が例年より減少した。今年も2月に八百長が発覚、春場所は中止、5月は技量審査場所となり、3場所ぶりの本場所開催となる。今年から名古屋場所担当部長に就任した友綱親方は「スタートは遅いが、ファンの待ち望む声がたくさん届いている」と話した。 (近藤昭和)
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