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【サッカー】

関塚監督 守備の連係をチェック

2011年6月7日 紙面から

 ロンドン五輪のアジア2次予選のクウェート戦を19、23の両日に控えたU−22(22歳以下)日本代表は6日、東京都の江戸川陸上競技場で練習した。練習前には宿舎で、1日の同豪州戦(東北電ス)の映像を見ながらミーティングを行い、守備の修正点を確認した。

 関塚隆監督はいい形で試合に入りながらカウンターで失点したことを指摘。「失点で浮足立った精神面もあるが、インターセプトにいくのか(相手の攻撃を)遅らせるのかという個人の判断を詰めることが大事」と、今後に向けた課題を明言した。

 豪州戦にフル出場したDF浜田(浦和)は「分かっていることでも映像を見て共通理解が得られた。ボールを奪った後に相手に渡してしまうことが多かったので、(奪ってから)最初のパスを大事にしようとみんなで話した」と受け止めた。

 グラウンドでの練習は、5日に試合があった10選手は軽めのメニューだったが、FW永井(名古屋)、大迫(鹿島)ら8選手は入念に戦術練習を行った。関塚監督からは何度も「距離感」という言葉が飛び出した。永井がボールを持つと、MF清武(C大阪)がサポートに走るなど、攻撃陣は近い距離を保ってプレーすることを意識した。

 豪州戦では前線の選手がペナルティーエリア内へ侵入し、チャンスも多かっただけに、関塚監督は“永井頼み”は否定。しかし「永井の使い方を理解すれば(攻撃が)もっと深くなる」と連係アップを目指す。3日間の合宿最終日の8日にはJ2湘南との練習試合が組まれている。予選本番までに攻守の修正を図っていく。 (伊東朋子)

 

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