(6/6)卵殻膜が傷を治す仕組み、東大など解明 遺伝子の量2倍に
東京大学の跡見順子名誉教授と化粧品・健康食品販売のアルマードは、鶏卵の内側にある薄い膜「卵殻膜」を傷口に貼ると治りが早くなる仕組みを突き止めた。卵殻膜がコラーゲンなどの遺伝子の量を、皮膚細胞で2倍以上に増やし、皮膚の回復を早めている可能性が高いという。
卵殻膜が傷を治す効果は約400年前に書かれた薬学書にも記述がある。現在も相撲部屋などで活用されている。
[2011/6/6付 日経産業新聞]
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