最終更新: 2011/06/06 20:10

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自転車の危険運転の規制強化進む 神奈川県、5万円以下の罰金に前科も

自転車に乗りながらの携帯電話使用など、いわゆる「ながら運転」の規制強化が進んでいる。神奈川県は、5月から規制を強化し、悪質運転には5万円以下の罰金が科せられ、前科もつく。
朝の通勤時、神奈川・川崎市の駅の近くでは、大量の自転車が車道いっぱいに広がって走る光景が見られる。
そこで発生するのが、自転車同士、そして車と自転車との接触事故。
運転マナーが問題になっている自転車。
各地で、危険な自転車運転に対しての規制強化が進む中、神奈川県では、その対策が遅れていた。
そんな中、5月から規制が強化された。
神奈川県ではこれまで、2人乗りや傘差し運転を禁止していた。
5月からは、自転車運転中の携帯電話やイヤホンの使用など、いわゆる「ながら運転」に罰則を科すことにした。
これまでは、警察官の口頭の注意だけだったが、違反すると悪質な場合に限り、5万円以下の罰金が科せられ、前科がつくことになる。
成人は検察庁に、少年は家庭裁判所に送致される。
しかし街では、イヤホンで音楽を聴いているのか、踊るように自転車に乗る人や、携帯電話を操作しながら走行する人の姿などが見られる。
タクシー運転手は、「ヘッドホン、あれやってクラクション鳴らしたって、全然わからないでしょ」、「片手でメール打ちながら走っている人とか、危ないと思いますよ。前見てないんだから」などと語った。
街の人は、「ベビーカーのお母さんが通りたがっているのに、(イヤホンで)全然気がつかないとかっていうのはあります」、「ご本人は、真っすぐ走っているつもりでしょうけど、眺めていると、やっぱりふらふらしている」などと語った。
ながら運転をしている人は、「(罰金5万円ってどう思う?)結構、重いと思います。やめようと思います」、「(罰金5万円は知っていた?)知らなかったです。また、あれします、すみません」などと語った。
神奈川県警幸署の櫻井洋文交通課長は「携帯電話とイヤホンは、事故に直結しますので、交通ルールに従って、自転車を運転していただきたいと思います」と語った。
危険運転に対する規制強化が進む自転車のルール。
自転車を運転中の携帯電話の使用を規制しているのは27都府県、イヤホンは35都道府県で規制されている。

(06/06 18:41)


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