2007年4月記録

@10ミリ厚のアガチス材に、型紙をあててトレスする。 A電動ノコで、切り抜いた面にセンターラインを入れる。(中心線として、削り込む時の目印)
B予めテール部に、テール素材を差し込む溝を切り込んでおく。  そして、カッターでボディ全体を成形していきます。 C削り込んだ後、サンドペーパーで、さらに成形して、電動ノコで、頭部と尾部に切り分ける。
D尾部の、ジョイント部分にあたる切断部分を左右「ハの字」型にカットする。(テールが、左右に動く幅を広くするため。
 木の表面に凹凸があれば、パテで埋め、成形しておく。
Eヒートン、ウェイトシンカーを差し込む位置に、小型電動ドリルで穴をあける。(因みに、シンカーはワーム用のタングステンを使用)
F頭部の方の断面に、ヒートンを差し込む穴を空けておく。(ヒートンの頭部分が入るくらいの、幅と深さ。) Gこれから、アルミシートを貼り付ける準備に入ります。
 薄手の「粘着アルミシート」に顔部分と全体の型紙をあてがって、トレスし、顔部分は切り抜いておきます。
H下の画像のモノサシは、直線部分をカッターでギザギザにカットした、オリジナルの「ウロコ用の線引き」です。
 千枚通しの先で、ギザギザの線を描いていく。
I菱形のウロコ模様になるように、二方向から描き込んでいきます。そして二つに切り分ける。
J千枚通しの根本(太い部分)をつかい、ホイルを擦り付けていき、顔の部分のアルミシートを重ね、貼り付ける。 K口など、顔の細部を描き、8ミリのポンチで目の位置をきめる。
 さらに、顔の部分にもウロコ目を入れる。
Lくり抜いた目の部分に、黒、シルバー、ゴールドの素材を、貼り重ねていく。(黒目は、着色後)そして、ティッピングを4、5回重ね、背や腹部分の段差を無くしていく。 M着色の一歩手前で、胸びれを作り、貼り付ける。
 泡などかまないように、慎重に、着色前の最後のティッピング。
N背、腹、ジョイント部分をシルバーの塗料でボカシを入れる。腹部に白、パールホワイトを塗り、背部には、調合した『魚の基本色』を塗り、背から側面にかけて、淡いバスグリーンを塗る。さらに、腹部の側面に淡くクリアーの紫を塗る。
 ここで一旦色止め。ウレタンを薄めて、吹き付けをする。
O色止めのコーティングが完全に乾いた後、淡い縦縞模様を、型紙をあてがい、吹き付ける。さらに、ギルのトレードマークのエラの部分を黒く塗り、かぶせてパールブルーを吹く。
 口もとに淡いブルー、喉あたりにイエローを塗り,色付け完了。
P1.5ミリ厚のポリエチレンのシートに、テイルの型紙をトレスして、切り抜く。カッターやサンドペーパーで成形した後、尻尾らしい線を加えていく。 Q尾部の、テイルを差し込む溝を整えて、適量の接着剤を入れて、テイルをはめ込む。
R頭部の方のジョイント部分に空けてある穴に、「エポキシ系弾性接着剤」を適量入れて、ヒートンを差し込んで乾燥を待つ。 S各部分のヒートンの角度等の微調整した後、スイミングテストにパスすれば、完成!!けっこうハードワークですよ。

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