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古代ウエディング:古代衣装で永遠の愛、高千穂神社で念願の挙式 /宮崎

 高千穂町三田井の高千穂神社(後藤俊彦宮司)で4日、神代の結婚式をイメージした古代ウエディングがあり、新郎新婦が古代風の衣装をまとって永遠の愛を誓った。

 神前挙式したのは、神奈川県出身の会社員、松村隆史さん(35)、彩子さん(36)のカップル。インターネットを通じて、高千穂町で美容室を営む金子隆二さん(40)が企画した古代ウエディングを知り、第1号で応募した。

 2人とも古代史が好きで、昨年訪れた高千穂町と同神社が気に入り「式を挙げるならここで古代衣装を着てやりたい」と考えていたという。

 新郎新婦は神事の後、神社がまつるニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの伝説にならい、「夫婦杉」と呼ばれる根元が一つになった神木の周りを、手をつないで3周。観光客らからも祝福され「神話の里ならではの挙式ができてうれしい。幸せな家庭を築きます」と笑顔で話していた。【荒木勲】

毎日新聞 2011年6月5日 地方版

 
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