Twitterで写真を共有できるアプリとして、日本でも高い人気を誇るiPhoneアプリ「Instagram(インスタグラム)」。20代の青年2人が開発したこの無料アプリは、公開から約半年で300万人以上ものユーザーを集め、あっという間にiPhoneの写真アプリを代表する存在になってしまった。Instagramはなぜこれほどまでに成功したのか。今後はどう発展していくのか。米国サンフランシスコの本社で、CEOのケヴィン・シストロム氏に話を聞いた。
Instagram (Burbn, Inc.)
CEO ケヴィン・シストロム氏
Kevin Systrom スタンフォード大学卒。Google勤務を経てInstagramを立ち上げた。創業時のメンバーは2人、現在でもわずか4人。Twitterの創業者2人がかつて立ち上げた「Odeo」という会社でインターンとして働いた経験がある。サンフランシスコにあるInstagramの本社は、Twitterが創業時に入居していた建物
Instagram(無料)
iPhoneで撮影した写真に「フィルター」と呼ばれる加工を施し、TwitterやFacebookに投稿できるアプリ。無料アプリながら15種類以上のフィルターが用意されており、簡単な操作で写真の雰囲気を大きく変えられることから高い人気を集めている。TwitterやFacebookとの連係に優れるが、Instagram自体もSNSとしての機能を持っている。ボランティアの手により、インターフェースは日本語化されている。