こんにちは。ホメオパシーの永松昌泰です。
昨日、コメントについて書きました。
その後、私の中に驚くべきことが起こりました。
自分でもあまりにも意外で、本当にびっくりしています。
ことの始まりは、ある方がコメントの中で
「私の姿勢が由井寅子さんと同じである」
と書いてきたことからでした。
その方の書いてきた主旨は、意味がないので、
公開していませんし、割愛します。
最初は、何と理解力のない人だろうか、
とびっくりしました。
ある特定の価値観に縛られていて、
それ以外の価値観を認めないので、
自分の縛られている価値観以外の範疇の人は全て同じだ、
という論理構造です。
由井寅子さんについて、
昨年のビタミンK2事件の件だけではなく、
それ以前のさまざまなこともあり、
私は由井寅子さんとは、
ホメオパシーレメディーを使っている、ということ以外、
ほとんど交わるところはない、と思っていました。
しかし、昨日のブログを書いているうちに、
全く思いもかけない感覚が湧き上がってきました。
「こういう方と比べると、由井寅子さんの方が遥かに立派だ。」
この感覚は、私を本当に驚かせました。
まったく思いもかけないことでした。
しかし、奇妙なことに、何というか・・・
「愉快」な感覚でした。
その時に思い出したのが、以前授業で何度も使ったTV番組です。
「プロフェッショナル 仕事の流儀」の中で、
上山博康さんという外科医の方が登場していました。
http://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2010020503SA000/
http://www.youtube.com/watch?v=OZKzLc0qnQg
上山さんには、人生を左右する大きな言葉があったそうです。
尊敬する先輩医師から言われた言葉です。
「上山、お前はぜったいに批判する人間にはなるなよ!
お前は人に批判される人間になれ!」
「えっ 人に批判されるなんて嫌ですよ! 私は絶賛されたいです。」
と答えると、その先輩医師はこう言いました。
「人に批判されるということは、何かをしている、ということだ。
上山! お前は批判する人間にはなるな。人に批判される人間になれ!」
この言葉は、ずっと記憶に残っていたのですが、
ブログを書いている間、思いがけない形で、蘇ってきたのです。
由井さんの言動には、
賛成できないところが多々あります。
ですから、一緒にされてはたまらない!
と思っていました。
しかし!
昨日以来、私の感覚は急速に変わりつつあります。
由井寅子さんにはいろいろあるし、このままでは絶対にいけないけれど、
あの人たちと比べるならば、紛れもない「仲間」だ!
という感覚です。
この驚くべき「突然変異」・・・・・
(「治癒」と呼ぶべきかもしれません)は、
紛れもなく、そのコメントによって呼び起こされたものです。
その意味では、感謝しなければならないでしょう。
人生、本当に何が起こるかわかりません!