「北朝鮮は、認定、未認定にかかわらず全ての拉致被害者を即時返せ。」
「政府は、9月を期限として、調査やり直しを強く迫れ。」
「北朝鮮が9月までに拉致問題解決に誠実に対応しないなら、全面制裁を発動して日本の意思
を示せ。」
6日午後、こんなシュプレヒコールをあげながら、新橋、数寄屋橋、八重洲などの繁華街を約千人のデモ隊が行進、日曜日に繰り出した道ゆく人々に訴えた。デモ隊は四梯団から構成されたが、横断幕、首掛けプラカード、幟、Tシャツ、数多くの風船がテーマカラーとなっているブルーに白抜き文字で統一され、その中にときおり日章旗が見られる効果的な演出が目を引いた。
間もなく数寄屋橋交差点というデモ先頭グループのシュプレヒコール
これは家族会、救う会、拉致議連が主催した「生きているのになぜ助けられない!すべての拉致被害者を救出するぞ国民大行進」。今回は特定失踪者問題調査会も共催として加わった。北朝鮮が「調査やり直し」の約束を一方的に破棄してから9月で3年になるのを前に、これ以上北朝鮮が誠実に対応しないなら全面制裁に踏み切るよう、政府に求めたものだ。下記決議案を火曜日に中野拉致問題担当大臣に届け、要請を行う予定だ。
デモ参加者は芝公園23号地に集合、午後二時から集会を開き、家族会の飯沼繁雄会長、救う会の西岡力会長、拉致議連の平沼赳夫会長、特定失踪者問題調査会の荒木和博代表ほかが次々と登壇、一刻も早くこの問題解決を政府に求める気合いの入ったスピーチを行った。
午後二時半過ぎにデモ行進が出発、芝公園23号地→芝公園3丁目左折(愛宕通り)→西新橋1丁目右折(外堀通り)→新橋駅前左折(外堀通り)→数寄屋橋→東京駅八重洲口前→常盤橋公園まで、約5キロ弱、時間で二時間弱という長丁場だった。
ところで、今回のデモ行進は一方では保守系団体が協力して盛り上げる、という「保守団結」に道を開くテストケースとなった。主催者側がこれまでの単独での開催では動員力に限界があるとして、頑張れ日本全国行動委員会(田母神俊雄会長)、在日特権を許さない市民の会(桜井誠会長)、そして民族派団体に協力を呼びかけたのだ。
この結果、デモ隊の第一梯団は主催者側、第二梯団は頑張れ日本全国行動委員会、第三梯団は在特会、第四梯団は民族派団体という構成となり、「拉致デモ」を機に団結するという初めての体制が敷かれた。また、主催者側が用意した横断幕、首掛けプラカード、幟のほか、今回は頑張れ日本が大量の風船とブルーのTシャツを寄贈、ブルーを第一梯団に結集するという演出も効果があった。
八重洲前の第三梯団、在特会はさすがに日章旗が多かった。
これを機に、この拉致のデモ行進では従来は禁止されていた日章旗も許可され、先頭グループはブルー一色、各団体はブルーと日章旗という組み合わせでデモ行進を行った。なお、民族派団体は独自に大きなブルーの旗も持ち込み、先に千代田区区議会議員に当選した永田荘一氏が横断幕をもって先導していた。なお、拉致議連の松原仁事務局長も最後に駆けつけデモ行進に参加していた。(ニュース調ここまで)
参加された皆さま、お疲れ様でした。長いコースでしたね。拉致被害者家族はご高齢の方が多いはずなので「大丈夫か?」と心配してしまいました。保守系団体にも協力を呼びかけた結果、赤ちゃん連れや子ども連れのご家族の姿も目につき、そうした子供達が小さな日の丸を振りながら行進する姿を見て、これまでの拉致のデモでは見られなかった成果だと思いました。今回はマスコミ各社がテレビや新聞で報道したはずです。取材陣が凄かったですから。以下、決議文を収録しました。
北朝鮮による拉致被害者再調査
奪還求めるデモ 第1梯団が行く
岩田真さんの動画です。
決 議 文
私たちは本日、「すべての拉致被害者を救出するぞ!国民大行進」のために結集した。多くの拉致被害者が北朝鮮で助けを待っている。生きているのになぜ助けられないのか、これが私たちの心の底からの叫びだ。
北朝鮮が「調査やり直し」の約束を一方的に破棄してから今年9月で3年になる。もうこれ以上待つことはできない。政府は、9月を期限として、あらゆる手段を使って約束履行とそのための交渉再開を要求すべきだ。
9月を過ぎても約束を履行しないなら、在日朝鮮人の再入国不許可対象拡大や北朝鮮への送金全面禁止などの全面制裁を発動すると通告し、期限を切った必死の努力をしていただきたい。
不誠実な態度を取り続けている北朝鮮に、わが国と国民の毅然とした意思と強い怒りを伝えるために、そして米国を初め世界に向けて、わが国の真意を正しく伝えるために、私たちは政府が9月を期限に北朝鮮に「調査やり直し」約束履行を強く迫ることを求める。政府を動かす大きな力は日本国民の世論だ。政府が毅然とした対応を行うよう、私たちは全力で戦い続ける。
1.北朝鮮は、認定、未認定にかかわらず全ての拉致被害者を即時返せ。
2.政府は、9月を期限として、調査やり直しを強く迫れ。
3.北朝鮮が9月までに拉致問題解決に誠実に対応しないなら、全面制裁を発動して日本の意
平成23年6月5日
「すべての拉致被害者を救出するぞ!国民大行進」参加者一同
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反日左翼は日本から出て行け!
訴える左翼デモに抗議する皆さん
反日左翼の「反原発デモ」が6日、11時より新橋から集会が開かれる日比谷公会堂まで実施されたが、これに併せて、日本侵略を許さない国民の会・在特会などが緊急のカウンター街宣を実施、目の前で太鼓を叩きながら行進するデモ隊に激しい抗議を行った(写真)。このデモには右翼団体の街宣車も20台近くがデモ隊の針路をふさぐ形で抗議、フルボリュームのもの凄い音量で罵声を浴びせていた。
このコスチュームと踊りのメンタリティーは訳が分かりません
岡田くん、貴方の責任は?
産経新聞5月6日1面の記事スキャン画像(クリックでネット記事)
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「凛として愛」
日本がアジアに残した功績
英語字幕版
お奨めの名作です。是非ご覧下さい。
by yohkan
生きているのになぜ助けられな…