タクシーの配車 GPSで迅速に

2011年6月3日 09時32分このエントリーを含むはてなブックマークLivedoorクリップに投稿deliciousに投稿Yahoo!ブックマークに登録

 沖縄第一交通(那覇市、稲益強社長)はこのほど、カーナビゲーションと衛星利用測位システム(GPS)を全車両170台に搭載し、客とタクシーの位置情報を把握して迅速に配車する新システムを導入した。客が電話でタクシー利用の要望を伝えると、最も近いタクシーが自動的に配車される。同社によると導入は県内業界初。配車時間が短縮され、利便性が高まると期待している。

 併せて携帯電話のインターネットとメールでタクシーが手配できるシステム「モタク」も一部導入した。モタクのウェブサイトを通して時間や場所などを指定すると予約確認メールが届く。予約の取り消しも可能。

 タクシー会社に電話してオペレーターに希望の時間や場所などを伝える手間が省けるほか、電話がつながりにくくなるイベント時でもスムーズに予約できるという。

 電話を受けてのタクシー配車は現在、一日平均1000~1500件。新しい配車システムやモタクの導入で5000~6000件を目指す。

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