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 「大日本人」の松本人志監督

 「大日本人」の松本人志監督

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 07年に公開されたダウンタウン・松本人志(47)の映画監督デビュー作「大日本人」が、ハリウッドでリメークされることが5日、分かった。米国6大メジャー映画スタジオのひとつ、コロンビア映画が、日本版の製作元である吉本興業とリメーク契約に合意。日本でも人気の米ドラマ「プリズン・ブレイク」などを手掛けた有名プロデューサー、ニール・H・モリッツ(52)がプロデューサーを務めることも決まった。

  ◇  ◇

 松本作品が“映画の都”で生まれ変わることになった。松本は3日に生出演したNHK「あさイチ」で、「けっこうデカイ話が、ハリウッドから来てるんですよ」とサプライズを予告。その真意は、初めてメガホンをとった「大日本人」のハリウッド版リメークだった。

 07年のカンヌ国際映画祭の「監督週間」に正式招待され、当地で“ワールドプレミア”を行った「大日本人」は日本公開後、08年4月から09年11月にかけ、ロサンゼルスやニューヨークなど全米26都市で公開された。

 「松本監督のオリジナリティーにひかれた」という米大手映画スタジオ数社が、リメーク権の獲得をオファー。争奪戦の末に、「スパイダーマン」シリーズ、「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」など大ヒット作を多数手掛けるコロンビア映画が今春、リメーク契約の合意に達したという。

 製作時期やキャストは未定だが、プロデューサーは人気ドラマ「プリズン‐」シリーズをはじめ、ウィル・スミス主演の映画「アイ・アム・レジェンド」や、「ワイルド・スピード」シリーズを手掛けたニール・H・モリッツに決定。脚本は「タイタンの戦い」「イーオン・フラックス」などを代表作に持つ、フィル・ヘイとマット・マンフレディのコンビが担当することも決まった。

 松本は3日のテレビ出演で、「日本ではどうしてもダウンタウン松本の先入観を持って見られる。海外ではすごい評価されてるのに、日本が全然追いついてないのが悲しい」と発言。国内の“過小評価”に不満を訴えていただけに、ハリウッドからの吉報を「認めてもらえてうれしい」と喜んでいたという。

 松本が監督した最新作「さや侍」(11日公開)は、世界4大映画祭のひとつ「第64回ロカルノ国際映画祭」で上映されることも決定済み。ハリウッドでのリメークにより、“世界のMATSUMOTO”へさらなる弾みがつきそうだ。

(デイリースポーツ提供)

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