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【芸能・社会】

ピンク・レディー 追加公演決定

2011年6月6日 紙面から

往年のヒット曲でファンを魅了したピンク・レディーのミイ(左)とケイ=東京・丸の内の東京国際フォーラムで(石井裕之撮影)

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 30年ぶりに再始動し、全国ツアー中の伝説のデュオ、ピンク・レディーが5日、東京国際フォーラムで東京公演を開き、9月18、19日に同所で「ザ・ファイナル」と題した追加公演を行うことを発表した。アンコールのMCで、ミイ(53)が「このツアーのファイナルをやることになりました!」、ケイ(53)が「この国際フォーラムで追加公演が決定しました!」と報告。詰めかけた5000人のファンから大歓声が上がった。

 50代になってもスリムな体形とパワフルな歌声、激しいダンスは健在で、当時の振り付けのまま22曲を熱唱。「UFO」のイントロでは腰の上まで脚を上げるアレンジも繰り出し、ファンをどよめかせた。

 一方で、曲間に肩で息をしながら「汗ふかないと大変」というミイにケイが「更年期?」と突っ込んだり、「CDを売店で売ってます」と宣伝するケイにミイが「売店ってあなた…。グッズ売り場よ。しょうがないわ、昭和30年代生まれなんだから」などと、年齢をネタにした爆笑トークも満載。「60までは何とか頑張ろうと言ってます」と、ケイから“還暦アイドル宣言”も飛び出した。

 終演後、ケイはあらためて「昔はお互いにいるのが当たり前と思っていたけど、再始動して、毎日が奇跡だなと感じる」と語り、ミイも「2人でいる時間も、ステージでお客さんといる時間もいとおしい」と、きずなを実感していた。

 

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