松ちゃん「大日本人」　ハリウッドでリメーク決定

　お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志（４７）が、初めて映画監督を務めた作品「大日本人」（２００７年６月公開）が米国でリメークされることが５日、分かった。松本は３日に生出演したＮＨＫの情報番組「あさイチ」で「ハリウッドからオファーが来てる。３日後に発表する」などと打ち明けていた。

　所属の吉本興業によると、リメークを手掛けるのは米大手映画スタジオ「コロンビア映画」。米国内の数社が名乗りを上げていたという。プロデューサーは、ウィル・スミス主演のアクションスリラー「アイ・アム・レジェンド」などを製作したニール・Ｈ・モリッツ氏（５２）。既に脚本家も決定しているが、キャストやクランクインの時期は未定。松本は「（ハリウッドに）認めてもらってうれしい」と喜んでおり、自身の出演にも意欲的という。

　「大日本人」は、獣（じゅう）と呼ばれる巨大生物を先祖代々、退治してきた男の物語。２００８年４月以降、ニューヨーク、サンフランシスコなど全米２６都市の劇場でロングラン上映された。