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【大リーグ】

イチローは16打席連続無安打

2011年6月6日 紙面から

レイズ戦の8回、打席に入る準備をするマリナーズのイチロー=セーフコ・フィールド(共同)

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 ようやく気温が20度を超えた快晴のセーフコフィールドは、まさに野球日和。しかし、背番号51の表情だけはどんよりと曇ったままだった。

 5月の月間MVPと最優秀新人をダブル受賞したヘリクソンに対し意地すら見せられない。第1打席こそチェンジアップを芯でとらえたが投直。その後は速球とカーブを織り交ぜた緩急の前にかわされ、内野ゴロ2本…。8回は2番手ペラルタの前に中飛に終わり、2007年5月以来4年1カ月ぶりの3試合連続無安打となった。打率は2割6分1厘まで下がり、16打席連続無安打は今季ワースト。イチローの“異変”に、本拠地のマ軍ファンからも何度となくため息が漏れた。

 チームも8回にオリボの6号2ランで1点差まで詰めたが、これが精いっぱい。1点差の惜敗にウェッジ監督は「ヘリクソンは初めて見たが、制球が非常に良かった。彼にやられた形になってしまった」と悔しそうに声を絞り出した。試合後のイチローは終始無言。58試合で63安打はシーズン176安打ペースで、いよいよ51番の尻に火がついてきた!? (シアトル秋野未知)

 

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