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【プロ野球】

巨人 13戦連続1ケタ安打

2011年6月6日 紙面から

◆日本ハム5−0巨人

 打つ手もなかった。巨人が日本ハム投手陣にシングル4本と沈黙。唯一の好機だった6回2死二、三塁も長野が凡退。原監督の会見も沈黙で始まった。打線について聞かれ、「そうですね。何て答えたらいいかねぇ…」と言ったきり、考え込んでしまった。

 今季の交流戦初の零封負けは、日本ハム投手陣に、交流戦のシーズン記録となる8度目の零封献上となる黒星。これで2006年以来となる13試合連続の1ケタ安打。これだけ貧打が続いてはたまらない。熟考の末、原監督がやり玉に挙げたのは長野だった。

 「あえて長野のことを言うけど、ここっていう勝負どころでストライクを振ることもできない。日ごろの練習からゲームのシチュエーションを理解して取り組んでいるのか。ボール球はベーブ・ルースだって打てない」

 ほかにも指摘したい選手はいたはず。しかし、長野だけを名指ししたのは中心選手として3番に据えている期待の裏返しにほかならない。原監督の思いを十分分かっている長野は「2死から、いいかたちでつないでくれたんですが…。明日は頑張ります」と沈痛な表情で球場を後にした。 (井上学)

 

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