被災女性に売春させる…江戸川区のピンサロ

　東日本大震災で被災し、生活に困って出稼ぎにきた女性に売春させていたとして、警視庁保安課は３日までに、売春防止法違反（場所提供など）の疑いで、東京都江戸川区のバー「３年Ａ組」経営の佐藤博堂容疑者（３１）ら４人を逮捕した。

　逮捕容疑は５月３１日、仙台市内で被災した女性（３９）に、店内で男性客（２０）を相手に売春させた疑い。保安課によると、女性は自宅の家具や家電製品の修理費用に約５０万円かかり、貯金が底をついた。勤務先の工場が操業停止し、仕事が見つからなかったため、携帯サイトで同店の募集に応募し、４月下旬から働いていた。調べに対し、佐藤容疑者は「女性が被災地から来たことは知っていた」と話しているという。

　付近の風俗店関係者によると、「３年Ａ組」の営業実態はピンクサロン。個室での性的サービスを１時間４０００円で提供し、１万円を支払う客に対しては女性従業員に売春行為をさせていたという。

（2011年6月4日06時02分  スポーツ報知）

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