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[地方]ニュース
【取材プラス】網戸、扇風機、土曜出勤…「昭和レトロ」で節電の夏
2011.6.5 21:43
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午前開庁の方が使用電力が少なく、差し引きすると3カ月間に2万1345キロワット時、前年比で3・4%節電できるという。市民から「出勤日が増えて職員の給料が上がるのでは」との疑問が寄せられているが、「勤務時間帯を振り替えただけなので、給料は増えません」(市長室)と断言する。
■県内一斉に“実験”
節電目標の前年比15%は、本当に達成できるのか。7月からの“本番”を前に、県内の一般家庭や事業者が一斉に事前テストする「節電チャレンジ」の実施を、県と市町村が連携して呼びかけている。
実施日は、6月22日午後1~3時。県民には「冷房の設定温度を2度上げる」「扇風機に切り替える」。県内事業者には、昼休みを午後1~3時にずらして電力使用を分散させる「ランチシフト」を要請。事前の周知が成功の鍵となるため、広報紙などで県民に呼びかけるほか、業界団体を通じて事業者に協力を要請している。
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