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[地方]ニュース
【取材プラス】網戸、扇風機、土曜出勤…「昭和レトロ」で節電の夏
2011.6.5 21:43
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夏場の電力不足に対応するため、県民も行政も節電対策に知恵を絞っている。キーワードは「窓を開ける」。一般家庭にも15%の節電目標が求められるなか、網戸や殺虫剤などの商品が好調だ。茅ケ崎市では毎夏恒例の職員のアロハ着用期間を拡大した。6月22日には県内一斉の節電が実験的に実施される。
■殺虫剤も好調
ホームセンター「ユニディ」ラゾーナ川崎店(川崎市幸区堀川町)では、寝苦しさを解消するためのジェル入りマットなど冷却寝具を目立つ場所に陳列した。栗田要店長(40)は「今夏は冷房を使わず、窓を開ける機会が増えると想定されているお客さまが多い」と話す。
同店では、網戸が早くも昨年の倍以上、売れた。窓を開けてもプライバシーを保てるよう、レースのカーテンも売れている。窓を開け閉めする際に蚊などの虫が入ってくるのを心配してか、殺虫剤や防虫剤などの売れ行きも好調だ。
日よけ用に、すだれはもちろん、“緑のカーテン”を作るためにはわせるアサガオやゴーヤなど、つる性植物も人気が高く、ゴーヤの苗はピークのゴールデンウイークには1000株が売れたという。
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