産経関西(産経新聞大阪本社公式ニュースサイト)

歯を健康に。広がる虫歯予防の取り組み

64(ムシ)のごろ合わせで、6月4日から一週間は「歯の衛生週間」として各地で様々な虫歯予防の啓蒙活動が行われる。

メーカーからも虫歯予防につながる様々なデンタルケア商品が販売されているが、その中でも順調に販売量を伸ばしているのが歯垢の除去に効果的な「歯間ブラシ」だ。

国内トップの3割のシェアを持つジャックスによると、1990年から2009年の間に、歯間ブラシの販売量は約10倍に伸びたという。

その理由として、同社米田隆文さんは、「もともと日本にはつまようじ文化があるので、歯間ブラシが海外よりも受け入れられやすく、最新の生産技術の導入で価格が下がったことで一気に需要が広がったからではないか」と語るが、同社の顧客視点に立った対応も市場拡大に大きく貢献している。

歯間プラシは自分に合ったサイズを選ぶことが重要になるため、同社では無料のサイズ交換のサービスを行っており、1996年から2010年10月までで交換した商品は3万8000件にのぼるという。
 

デンタルカフェの様子=歯の花クリニック提供

予防歯科に力をいれる大阪の歯の花クリニックでは、6月4日より企業向けに「出張デンタルカフェ」サービスをスタートする。

デンタルカフェは虫歯予防についての正しい知識を楽しく身につけてもらうことを目的に、2008年から同クリニックで開催されている予防歯科啓蒙イベントで、今回スタートする企業向けサービスでは、参加者の虫歯リスク検査を行い、効果的な虫歯予防方法を説明する「ひとりひとりの虫歯予防」など企業のニーズに合わせて3つのプランが用意されている。

歯の花クリニック院長の米畑さんは、企業向け出張サービスを始めた理由として、「歯の健康を保つことで、日々気持ちよく働くことができ、他の病気の予防にもつながります。それは従業員にとっても、会社にとっても大きなメリットになります。また歯の健康を一緒に考えることで、社員のコミュニケーションの機会になればと思っています」と語る。

問い合わせは(株式会社ジャックス 電話072・920・6077)
同社ホームページ http://www.jacks.co.jp
問い合わせは(歯の花クリニック 電話06・6777・2848)
同社ホームページ http://www.hanohana.com

【写真説明】デンタルカフェの様子=歯の花クリニック提供

(取材・記事:PRリンク

前の記事:薬わかりやすく解説 阪大教養書シリーズ出版 »

後の記事:全国唯一の歯科医師会夜間緊急診療 もしもの時に有効利用を »

ホーム

がんを知るのバナー

フォトニュース

大阪・キタの集客力を高めた専門店街「ルクア」 大きく口を開けたカバの歯磨きをする入園客の子供たち 子供ら避難所作りに苦闘 交野で防災教育活動
貝やカニなどを採取する子供たち=高石市 特産の泉州タマネギを使った「泉州たまねぎパン」 空席が目立つ議場で採決を待つ大阪維新の会の議員ら(右奥)
「六甲おろし」歌詞入り手ぬぐい 阪神百貨店 甘酸っぱい初夏の味 アメリカンチェリーの輸入ピーク 関西国際空港 13流派参加 いけばななにわ展 御堂会館